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2011年10月 6日 (木)

多数決=民主主義という誤解

確か1980年代のことだから30年も前のことだが、こんな事があった。


ある障害児の親が我が子を地域の普通学級で学ばせたいと望んだ。
教委は取り敢えず週一日だけ地域の普通学級に行く事を認め、様子を見ようということになった。
地域の学校もこれを了承し、担任も温かく迎え入れた。


ところが、このクラスの子の親達が受け入れ反対運動を起こした。
反対運動を起こした親達の言い分はこうだった。「障害児を普通学級で学ばせたいと思うのも親のエゴ。私達が障害児には来て欲しくないと思うのも親のエゴ。同じエゴなら数の多い私達の利益が優先されるのが民主主義というものでしょう」。


民主主義ってそんなものだったっけ?
民主主義の基本は話し合いであり、マイノリティの権利に配慮するのも民主主義だ。
多数決なんてのは話し合いで解決できない時の最後の手段であって、話し合いも何もせずにいきなり多数決で決めようとするのはむしろ民主主義の否定だと思う。

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